ほ場整備事業によるほ場の大区画化,及び農業機械の大型化が進むが,対応する道路幅や隅切り辺長は個別に検討することとされており,明示されていない。本研究では,大型農業機械が安全に通行可能な道路幅と隅切り辺長を検討した。供試機械の走行軌跡はCADシミュレーションにより求め,路肩との距離を整理した。その結果,支線農道では,35 PSトラクタ+3 mハローと2 tトラックの組み合わせで道路幅4 m,障害物がある場合は,道路幅4 mと隅切り辺長1.5 mを確保する必要性が示された。幹線農道では,60 PSトラクタ+5.5 tトレーラーと4 tトラックの組み合わせで道路幅5 mと隅切り辺長1.5 m,障害物がある場合は道路幅7 mを確保する必要性が示された。