農業食料工学会誌
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技術論文
高湿材適応コンバインの開発(第1報)
──開発機に搭載する2制御モデルの導出──
小林 太一栗原 英治槐島 芳徳山本 直之日吉 健二境 健太郎田上 和成松澤 宏樹宮本 章史平井 大輔脇 慎一郎長嶺 達也伊藤 信二
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2026 年 88 巻 2 号 p. 99-105

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抄録

 高湿材適応コンバインに搭載する車速制御技術を考案するための取り組みとして,市販の6条刈り収量コンバインを用いて,降雨後や朝露・夜露が付着した水稲を対象とした精度試験を行い,穀粒口流量,穀粒水分,排じん口損失,脱ぷ・損傷粒の関係について明らかにした。次に,収量コンバインで計測した穀粒水分の変動に応じて作業速度が自動で変化することにより,穀粒水分25 %以上の高水分水稲を収穫した場合に,排じん口損失の急増を抑制可能な車速制御を考案した。さらに,取得した精度試験の結果を用いて車速制御に必要な境界式を定めるとともに,穀粒水分と作業速度から排じん口損失を判別するための重回帰モデルを導出した。

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© 2026 農業食料工学会

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