人工臓器
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Pending stand by IABPの効用
遠藤 真弘副島 健市福地 普治小柳 仁鈴木 進
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1985 年 14 巻 3 号 p. 1165-1168

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抄録

従来、IABPの適応はLOS, ショックに陥いった事後に施行されてきた。より積掩的にはLOS, ショックに陥いる前段階に予防的あるいは計画的に施行される様になった。我々は、さらに、181例の心疾患の手術に先きだち、19Gエラスター針を経皮的に大腿動脈に刺入し、外套のみを皮膚に固定しておく。IABPの挿入が必要となった31例に対し、30例が成功し、その有用性について述べる。

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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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