人工臓器
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RGD-アルブミン結合体の調製:in vitroにおける細胞接着活性の解析
岸田 晶夫松田 武久高塚 旨寛
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1992 年 21 巻 1 号 p. 191-195

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抄録
RGD (Arg-Gly-Asp)ペプチドが細胞接着性蛋白質に共通する最小活性部位であることが同定され、医用材料への応用が検討されている。本報告では、アルブミン分子表面に細胞接着活性を有するRGDペプチドを化学結合させて細胞接着性蛋白質を調製することを試み、in vitroにおける細胞の接着・増殖機能について検討した。カルボジイミド法により合成したRGD-アルブミン結合体(RGD-ALB), フィブロネクチン(FN), ビトロネクチン(VN)を材料表面にコーティングした後、牛動脈由来内皮細胞を播種して培養細胞の接着状態を観察した。その結果、RGD-ALBはFN, VNと同様に細胞を接着させた。接着細胞の伸展性, 増殖性, 移動性を定量的に解析すると、RGD-ALBはFN及びVNに匹敵した性質を示した。以上のようにRGD-ALBは人工的な接着性蛋白質とみなせる。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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