人工臓器
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RGD-アルブミン結合体の調製: 創傷治癒促進効果の発現
岸田 晶夫高塚 旨寛松田 武久
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1992 年 21 巻 1 号 p. 196-200

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抄録
ファイブロネクチンの細胞接着活性部位であるRGD (Arg-Gly-Asp)ペプチドをアルブミンに結合させたRGD-アルブミン複合体(RGD-ALB)を用いて、細胞接着活性が創傷治癒に及ぼす効果をin vivoにて検討した。ポリウレタン製スポンジに、RGD-ALB、ファイブロネクチン(FN)、アルブミン(ALB)をコーティングしてラット皮下に埋入し組織の侵入を経時的に観察した。その結果、RGD-ALBとFNでは埋入直後から炎症性細胞の侵入がみられ、埋入後1週間までにスポンジ内部まで結合組織が侵入した。一方未処理およびALBでは、炎症細胞の侵入は軽微で組織侵入は大幅に遅れた。また、RGD-ALBおよびFNには走化性活性が認められず、組織侵入の促進はRGD-ALB、FNのもつ細胞接着活性によるものと考えられた。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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