人工臓器
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修飾ヘモグロビン溶液(PHP)及びUW solutionを用いた摘出腎の常温灌流保存
堀内 孝, 橋本 健, 多田 洋子, 太田 裕治, 土肥 健純, 上地 正実, 渡辺 俊文
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1992 年 21 巻 1 号 p. 323-327

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抄録
摘出した腎臓の常温灌流を行い、PHPの常温灌流液としての有効性とUW溶液成分添加の効果を評価した。腎臓は雑種犬から摘出後直ちに、保存箱、灌流液リザーバ、人工肺、及び駆動ユニットで構成される灌流回路に接続した。Na+ 140mEq/l及びK+ 4mEq/lを含むPHP(PHP(E))、UW溶液(UW)、及びPHP(E)にUW溶液の成分を混合した灌流液を用いた。温度と灌流圧力はそれぞれ37℃、100mmHgに制御した。12時間の灌流中、UW及びPHP(E)はpHの明確な変化を示し、一方、PHP(E)+UWはPHP(E)よりも高い酸素消費を示した。組織所見では、糸球体よりも尿細管の変性が著しく見られ、特にUWのみの使用時では、好酸性の変性が、PHP(E)では軽度の水腫様変性が特徴的であった。障害度では、PHP(E)+UWが最も軽度であった。以上、PHP(E)を用いた常温灌流保存には、UWの成分が有効であると考えられた。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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