人工臓器
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揺動円板型遠心ポンプの性能向上を目指した流体力学的, 材料力学的検討
壁井 信之飯田 浩道菅野 亮桜井 靖久土屋 喜一
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1992 年 21 巻 2 号 p. 507-513

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抄録
植え込み用の揺動円板型遠心ポンプの流体力学的特性検討, および人工心臓としての開発の成否を決定する大きな要因となるシール部の耐久性に関する材料力学的検討を行うことを目的とした.
流体力学的検討では, ポンプ出口幅も流入口径も従来より狭くなるほど, ポンプ出力特性曲線は立つようになり最高圧力は上昇し, 最大流量は低下した. それにより人工心臓とし使用する範囲内では出力特性が向上し, 流入口径12mm, 出口幅5mmで最高の出力が得られた. 材料力学的検討ではシール部の最大応力の発生部位は, 引張, 圧縮ともシール形状によらず揺動軸の固定部であること, また, 本ポンプは揺動軸の回転方向の動きをシール膜により抑える構造となっているが, そのために生じる応力は全体の20%の大きさとなり, 当初問題としていたほど大きくないこと, さらにポンプ内圧による影響は1%と低く無視できることなどが分かつた.
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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