人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
Print ISSN : 0300-0818
ISSN-L : 0300-0818
線維芽細胞におけるインスリン分泌能の発現
山崎 義光河盛 隆造鎌田 武信吉川 悦雄R KAWAMORIM YOSHISATOA MUKAI
著者情報
ジャーナル フリー

1992 年 21 巻 3 号 p. 1085-1088

詳細
抄録
バイオ人工膵β細胞の開発に資せんとして、発現ベクタにインスリン遺伝子を組み込み、線維芽細胞由来のNIH 3T3細胞にインスリン遺伝子を導入した。遺伝子を導入した3T3細胞培養上清中にインスリンを検出し、持続的インスリン分泌能を有することを確認した。さらに、バイオ人工細胞の皮下植え込み基材としてゼラチンを基質とした二層構造性人工皮膚マトリックスをラット皮下組織に植え込み、線維芽細胞の埋入、マトリックス中での生存を認め、人工皮膚マトリックスが遺伝子を導入したバイオ人工細胞の支持組織になりうることを認めた。
著者関連情報
© 一般社団法人 日本人工臓器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top