人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
Print ISSN : 0300-0818
ISSN-L : 0300-0818
二種類透析液混合装置の開発と臨床応用
稲垣 豊天野 泉三田地 廣和寺町 教詞
著者情報
ジャーナル フリー

1992 年 21 巻 3 号 p. 958-962

詳細
抄録
長期透析患者で酢酸透析液(A・D)より重炭酸透析液(B・D)に変更後、透析導入前の高血圧が高頻度で再発する。又、最近、エリスロポエチン使用により難治性高血圧の症例が増加している。一方、A・Dでは透析中の低血圧を、又、B・Dでは難治性高血圧を示すグループが存在する。今回我々はA・DとB・Dを6種類に混合できる装置を開発し、5症例に臨床応用した。最適混合比率は症例ごとに異なるが、どの症例も高血圧は改善又は正常化し、又、透析中の著明な低血圧はなくなった。
著者関連情報
© 一般社団法人 日本人工臓器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top