2026 年 70 巻 3 号 p. 155-162
本報では,高速サンプリング(48kHz)のコンパクト無線式振動加速度センサをNC旋盤のタ-レットの回転中心に設置して,CNCサ-ボ情報も同時取得しながら加工状態の診断を遂行する手法を提案した.自動化技術において重要となる切りくずの分断のニ-ズに対応するため,低周波振動切削の一種と考えられる間欠切削における外径旋削およびドリル加工の加工状態モニタに応用した.その結果,サ-ボ情報での送り運動と振動加速度の周波数分析を融合することで,切りくずの生成の状態診断の有効な手法の1つになることが判明した.