研削加工における高精度加工の実現に向け,加工時に発生する研削熱の除熱を検討することは重要な課題であり,研削加工空間における砥石およびワ-ク周囲の空気流れを把握することは重要である.本研究では,流体工学分野で利用されているPIV(粒子画像流速測定)法を用いて,砥石を模した平滑面を有した円盤と,実際の研削に使用される砥粒番手#46のレジンボンド砥石周囲の空気流動速度場を計測し,円盤,砥石の表面粗さの違いによる流れの変化を調べた.砥石を用いた場合の砥石近傍の速度は,平滑面を有した円盤に比べて優位に大きく,連れ回り流れの影響が大きくなることがわかった.また,流れの局所的な変動が増幅される傾向が確認された.