2026 年 11 巻 2 号 p. 139-147
大学生アメリカンフットボール選手において,過去のスポーツ関連脳振盪時の競技復帰に要した日数がSport Concussion Assessment Tool 5およびデュアルタスクのベースライン評価に及ぼす影響を検討した.非脳振盪群,通常復帰群,遅延復帰群でベースライン評価に差はなかった.Standardized Assessment of Concussionのスコアは,測定経験による学習効果が示唆され,デュアルタスク評価では,タンデム歩行時間が先行研究より長く,手や視線の固定など統一した測定方法の影響が考えられた.