日本アスレティックトレーニング学会誌
Online ISSN : 2433-572X
Print ISSN : 2432-6623
原著
足関節底屈筋腱スティフネスの違いがストレッチング効果に与える影響
大場 健裕寒川 美奈中村 賢太郎遠山 晴一山中 正紀
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 3 巻 2 号 p. 135-139

詳細
抄録

本研究は,足関節筋腱スティフネスの違いがストレッチング効果に与える影響を検証した.健常男子大学生12名の足関節底屈筋に対して2分間のストレッチングを行い,その前後の足関節最大背屈ROM,筋腱スティフネスを調べ,関係性を検討した.結果,ストレッチング前後で有意なROM増加と筋腱スティフネス低下を認めた(p<0.01).また,ストレッチング前の筋腱スティフネスとROM増加率において有意な負の相関関係が示された(r=−0.69,P=0.011)ことから,筋腱スティフネスの違いはストレッチング効果に影響を及ぼし,筋腱スティフネスが高値ほど柔軟性改善効果は小さくなることが示唆された.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
前の記事 次の記事
feedback
Top