早稲田実業学校(中・高等部)
早稲田大学スポーツ科学学術院
2020 年 6 巻 1 号 p. 67-73
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本稿では日本の高等学校におけるアスレティックトレーナーの介入例として熱中症対策の実践報告をまとめた.実践された熱中症対策には(1)活動時間に関する取り組み,(2)環境温度に基づいた運動指針,(3)水分補給に関する取り組み,(4)物品・環境の整備,(5)教育・啓蒙活動が確認され,様々な学校関係者の参画によって実現された.今後は取り組みの効果を測定し,汎用性のある熱中症対策を提案する必要がある.
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