2023 年 9 巻 1 号 p. 57-64
本研究は高校運動部活動生(女子バレーボール競技)223人を対象に,1回以上の競技離脱を伴わないNon-Time-Loss傷害(NTL傷害)の経験有無に着目し,質問紙調査を実施した.74.3%の者がNTL傷害の経験を有し,その内85.9%が疼痛を抱えながら競技活動を継続していたことが明らかとなった.競技活動を離脱しなければならない状況の前段階ともいえるNTL傷害の状態で,疼痛を軽減するためのコンディショニング実施を啓発していく必要があることが示唆された.