日本細菌学雑誌
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Bacillus megaterium (QM B1551)芽胞の発芽にたいするHgCl2の作用
越川 富比古今川 正良渡部 一仁島本 隆光市川 富夫近藤 雅臣
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1978 年 33 巻 4 号 p. 637-642

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抄録
Bacillus megaterium芽胞の発芽にたいするHgCl2の作用について検討した。発芽は1mMのHgCl2の存在下で完全に阻害された。この時芽胞内へのHgの取込みがみられた。HgCl2処理芽胞を肉エキスブイヨン中で保温した場合,発芽の回復がみとめられた。この時,発芽の進行にともなつて,芽胞からのHgの流出量の増加が認められた。
未処理芽胞を各種薬剤で処理した時,芽胞からのタンパク質の流出とHgCl2処理芽胞を同様の薬剤で処理した時のHgの流出量とに関する実験から,urea処理時に流出するタンパク質はHg結合タンパク質を含む可能性のあることが推察された。
またHgCl2処理芽胞は未処理芽胞と比較して発芽剤にたいする特異性が異なることを認めた。
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