抄録
1.ルタバガを合成する冒的で,花柱切除または接木利用によって20個体の雑種を得て,ユ9個体が完全に生育した(COK59-30~48)。2.墾議院カブ(C)とコールラピー(O)とを用い,花柱切除受粉によるC×0130花から6個体,C×O⊥Cなどの接木利用による178花から14個体の雑種が得られ,染色体数はすべて2n=19(ac)であった。なお,対照区の無操作C×Oおよび,Oを母本とした交雑からは雑種は得られ次かった。3.これらの個体はO.3%コルキシン処理によって増加し,2n=38(aacc)とした。4.自殖または自然受粉によって後代を得てきたが,生育良好た個体には2n=38のナブス型が多かった。根部肥大はよいとはいえないが,F1世代で肥大を示した3個体の後代には,すぐれたものが多くみられた。根型は,ルタバガ型,コールラピー型,中問型の3つの型に大別できた。5.F3世代のルタバガ型個体にルタバガの在来品種を交雑してSSR62を得た。この系統はいずれも根部肥大は良好である。肥大しないF3個体にルタバガを交雑したものは,根部肥大はあまりみられたい。