抄録
UV検出器を用いた高速液体クロマトグラフィー (HPLC) による, 人体液中メバロン酸 (MVA) の測定法を開発した。本法は, メバロン酸を抽出乾固する際に少量の強酸を加え, メバロン酸のラクトン体であるメバロノラクトン (MVL) をデヒドロメバロノラクトン (D-MVL) へと変化させ, そのUV吸収を測定することを原理とする。添加回収率は, 血漿で95.6~104.0%, 尿で99回4~103.8%を示した。検出限界は, S/N=4で 0.8ng/mlであった。再現性, 直線性も良好であり臨床検査として有用であると考えられた。