2024 年 5 巻 3 号 p. 1-9
道路土工構造物点検要領によると,変状の点検は近接目視が基本となっているが,新たな点検技術の開発動向の情報も収集し,点検要領の観点から合理化できる手法と判断される場合には採用してもよいことになっている.本研究では,異常検出器の一つの手法であるPaDiM(Patch Distribution Modeling Framework for Anomaly Detection)による道路法面のひび割れ検出において,UAVの画像を教師データとして与える諸条件とその検出結果との関係性について定量的に分析した.PaDiMにUAVの画像を与えた結果,ひび割れの検出ができることを確認し,さらにUAVによる道路法面の観測方法に関する提言を見出すことができた.