AI・データサイエンス論文集
Online ISSN : 2435-9262
解釈可能 AI を用いた木造建築物多目的最適設計に向けた基礎的研究
難波 宗功井上 涼
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 7 巻 1 号 p. 87-95

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抄録

近年,建築分野では持続可能性と防災性の両立が課題である.木材は再生可能資源で環境負荷低減に資することから,耐震性能・環境性能・経済性を同時に満たす設計が不可欠である.これまで簡易な解析モデルを用いた多目的最適化が試みられているが,詳細な解析モデルを対象とした例は少ない.本研究では,木造建築を対象に解釈可能 AI を導入し,地震時応答・二酸化炭素排出量・体積を目的変数とした多目的 最適化手法を提案する.これにより,設計変数の寄与度を明示しつつ,トレードオフの関係を定量的に把 握できる枠組みを構築し,2 階建て木造建物を対象とした事例を通じて有効性を検討した結果を報告する.

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