2026 年 5 巻 1 号 p. 385-392
本研究は,局所振動試験を用いたアスファルト混合物層の弾性係数評価手法について検討したものである.実物大のアスファルト舗装を対象とした疲労実験の各段階で局所振動試験とFWD試験を行い,得られた弾性係数を比較検証するとともに,局所振動試験結果に基づきアスファルト混合物層の劣化程度を評価し得る手法について検討した.その結果,局所振動試験によりアスファルト混合物層の弾性係数を現地にて直接的に評価し得ることを明らかとした.また,局所振動試験で得られた弾性係数を20℃に補正し,相対弾性係数として整理することで,アスファルト混合物層の劣化度を定量評価し得る可能性を示した.