インフラメンテナンス実践フォーラム
Online ISSN : 2759-0240
投稿レポート
振動モニタリングを活用した橋梁上部工の健全性管理への試み
中野 主久遠藤 義英山岸 貴俊後藤 幹尚岩波 光保
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2026 年 3 巻 1 号 p. 33-38

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抄録

 橋梁維持管理において,従来の定期点検で実施されている近接目視点検だけでは,構造物内部の劣化や損傷を十分に把握することが困難であり,効果的な予防保全を実施する上で大きな課題となっている.この課題の解決策として,近年振動モニタリング技術の研究や実用化が進められている.本研究では,振動モニタリング技術の活用として,大田区内の2橋を対象にMEMS型加速度センサによる長期常時計測を実施した.本報告では,収集した振動データの解析結果の一例として,橋梁上部工の剛性による健全性の評価の1つである周波数解析の結果について報告する.現時点における橋梁上部工の剛性を反映する特徴量の取得は,今後の橋梁の客観的な健全性の管理を可能にすると期待される.

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