土木学会論文集
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和文論文
グループスタッドの連続合成桁への適用
大久保 宣人栗田 章光
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2005 年 2005 巻 780 号 p. 780_133-780_143

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抄録

連続合成桁の中間支点付近の負曲げモーメント領域における床版コンクリートのひび割れ対策は重要な課題である. その対策の一つとして橋軸方向にプレストレスを導入する方法があり鋼桁と床版が合成される前にプレストレスを導入することが可能なスタッドのグループ配置が有効である. 著者らはスタッドのグループ配置に着目し, 静的および疲労特性に関する基礎的研究を行い種々の成果を得た. しかし, スタッドをグループ化するときに床版コンクリートに設ける箱抜き孔周辺の応力集中が懸念されるため, 実物大の供試体を用い静的および疲労載荷試験により問題点のないことを明らかにした. さらに, これまでの研究成果を基に疲労の影響をも考慮した試設計を行いグループスタッドの連続合成桁へ適用性を確認した.

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© 2005 公益社団法人 土木学会
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