土木学会論文集
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鉄筋コンクリート部材の断面修復部における腐食形成に関する実験的研究
長滝 重義大即 信明守分 敦郎宮里 心一
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1996 年 1996 巻 544 号 p. 109-119

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抄録

本研究では, 塩害により劣化した鉄筋コンクリート構造物を断面修復工法により補修した後に発生する, 内部鉄筋のマクロセル腐食に関して, 実験的検討を行った. その結果, (1) 塩化物イオン含有量, 水セメント比および材料が, 打継目を貫く鉄筋のマクロセル発生機構に及ぼす影響, (2) 外部環境の湿度や温度がマクロセル腐食速度に及ぼす影響について評価することが出来た.

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