土木学会論文集
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解体木くずリサイクルの環境面からの評価
橋本 征二小原 卓巳寺島 泰
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2000 年 2000 巻 643 号 p. 37-48

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抄録
解体木くずの燃料用, ボード用としてのリサイクルを対象として, LCA的な評価を行うとともに, CO2削減策を適切に評価する手法について検討し, 次の結論を得た. 1) 燃料としてのリサイクルは, 多くの環境負荷を低減する. チップ製造プロセスの効率化でさらに負荷を削減できる. 2) ボードチップとしてのリサイクルは, いくつかの資源項目で負荷を増加させる. チップ製造プロセスの効率化, 丁寧な分別解体で負荷を削減できる. 3) ボードとしてのリサイクルは, 多くの資源項目において負荷を増加させる. 接着剤製造及びパーティクルボード製造プロセスの効率化で負荷を削減できる. 4) CO2排出を化石燃料等起源のものとバイオマス起源のものとに分割することで, CO2削減策をより適切に評価できる.
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© 社団法人 土木学会
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