土木学会論文集A
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和文論文
コンクリート境界部で腐食した鋼構造部材の疲労挙動に関する基礎的研究
細見 直史貝沼 重信
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2008 年 64 巻 2 号 p. 333-349

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抄録
 下路トラス橋の斜材などの鋼構造部材がコンクリートとの境界部近傍で局部腐食する損傷が報告されている.この腐食損傷により構造部材に高い応力集中が生じることで,疲労き裂が発生・進展し,部材が破断に至った事例も報告されている.本研究では鋼構造部材がコンクリート境界部で局部腐食した後の疲労挙動を明らかにするため,腐食促進試験後のモデル試験体を用いて疲労試験を行った.また,腐食促進試験したモデル試験体,および数値シミュレーションにより生成した腐食表面モデルを対象としたFEM応力解析を行なうことで,腐食の進行に伴う疲労寿命の経時的変化を定量的に明らかにした.また,その疲労寿命を簡易に評価・予測する手法を提案した.
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© 2008 社団法人 土木学会
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