土木学会論文集A
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和文論文
コンクリート境界部で腐食した鋼構造部材の応力集中係数の評価・予測手法
細見 直史貝沼 重信
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2010 年 66 巻 4 号 p. 613-630

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抄録
 これまで,著者らはコンクリート境界部における鋼部材の腐食特性を明らかにするために,モデル試験体の腐食促進試験を行なった.また,構造物の供用年数に相当する経時腐食表面性状を評価・予測するための空間統計数値シミュレーションの手法を提案した.さらに,腐食した鋼部材の疲労挙動を明らかにするため,腐食させたモデル試験体の疲労試験を行った.本研究では,任意の板厚の鋼部材における腐食表面性状の応力集中係数を定量的に明らかにするために,腐食させたモデル試験体,および空間統計数値シミュレーションによる腐食表面性状を対象としたFEM応力解析を実施した.また,この結果に基づき,コンクリート境界部で腐食した様々な板厚の鋼構造部材に対する応力集中係数の評価手法を提案し,腐食した鋼構造部材の疲労寿命を評価・予測した.
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© 2010 社団法人 土木学会
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