土木学会論文集A2(応用力学)
Online ISSN : 2185-4661
ISSN-L : 2185-4661
和文論文
大規模3次元有限要素解析に適した多重せん断ばねモデルの縮約化と検証
堀田 渉鈴木 俊一堀 宗朗
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2019 年 75 巻 1 号 p. 12-22

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抄録

 実用性が高い地盤構成則である多重せん断ばねモデルを3次元問題に適用する場合,モデルのパラメータの保持に多くのメモリ量が必要とされる.本論文は,この問題を解決するため,従来のモデルの基本的概念は継承しつつも,各段に少ないメモリ量ですむ多重せん断モデルの縮約化を検討する.縮約化とは,さまざまな面に乗ったさまざまな方向のばねを考えるため,一つの方向のばねが多数の面に使われることでメモリが増加する点を考慮し,一つの方向のばねが一度のみ使われるようにすることである.数値実験によって,縮約化された多重せん断モデルが従来の多重せん断モデルと概ね一致する構成則となること,計算メモリと計算時間を軽減する可能性があることを検証した.

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© 2019 公益社団法人 土木学会
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