抄録
コーン貫入試験の適用性の向上を目指し,コーン本体の強度を上げて堅牢な試験機にして貫入時のトラブルを防止するとともに,貫入の鉛直性のモニタリング,センサーの温度変化依存性評価を可能とすることによる測定値精度の向上に主眼を置いて製作した,ラジオアイソトープ密度コーン貫入試験機(Nuclear Density Cone Penetrometer; ND-CP)の次世代機について議論する.さらに,自然由来のガンマ線(バックグラウンド値;BG値)を貫入時に同時に測定できる密度計・BG一体型とすることにより,従来,BG値を測定するための1孔に二度行っていた貫入回数を半減させ,時間とコストの低減化をも図った.新たに製作したND-CPは,安定した作業性を保証するとともに,対象とする地盤の物理・力学特性をより正確に評価することができる.