土木学会論文集C
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和文論文
振動輸送理論を応用した地震時斜面のすべり変位解析
岡村 嘉之酒匂 一成深川 良一
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2009 年 65 巻 1 号 p. 162-173

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抄録
 地震時の斜面に生じる土塊のすべり変位解析には,一般的にNewmark法が採用されている.しかし,この方法は弾塑性的に動く土塊を剛体として計算するため,解析の精度が悪くなる.そこで,本論文では,地震時のすべり土塊の変位量を解析するために,弾塑性体の解析に使われる動的FEMおよび剛体の変位を計算する振動輸送理論を適用し,新たな解析手法“弾塑性振動移動理論”を提案した.この新理論の解析結果は,模型斜面の振動実験の結果と比較したところ,新理論が従来の理論よりも精度よく解析できることが明らかになった.
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© 2009 社団法人 土木学会
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