2019 年 75 巻 2 号 p. I_78-I_86
Galileoの初期サービスが2016年に開始され,日本国内においてもGalileoを利用する際の利便性が高まっているため,今後GalileoとGPSやQZSSとの併用が進められていくことが予想される.本研究では,マルチパス等の影響が懸念される様々な遮蔽環境で,キネマティック測位におけるGPS/QZSSとGalileoの併用効果をFix率やRMS誤差等で評価した.GLONASS併用時の結果と比較することにより,マルチパス環境下におけるGPS/QZSSにGalileoを併用することでの有意な精度への影響を示した.