土木学会論文集F4(建設マネジメント)
Online ISSN : 2185-6605
ISSN-L : 2185-6605
特集号(論文)
道路統廃合を念頭にした生活道路ネットワークデザインモデルの実装に向けた拡張
杉浦 聡志町 勉塚本 眭高木 朗義倉内 文孝
著者情報
ジャーナル フリー

2015 年 71 巻 4 号 p. I_53-I_63

詳細
抄録
 現在わが国では蓄積された道路ストックの維持管理が国土政策において重要な課題である.今後も増大が見込まれる維持管理費用を踏まえれば,現在の予算規模で現状の道路ストックを管理し続けることは困難である.また,人口減少社会に突入し,スマートシュリンクが提唱されていることを踏まえても,重要度の低い道路は適宜統廃合し,維持管理費用の縮減を図る必要があるだろう.一方で,むやみに廃止すれば市民生活等に支障をきたす.市民の移動需要を満足しつつ,戦略的に管理量を減らす必要がある.筆者らは既に生活道路において一定の旅行時間を満足するネットワーク形状が決定される道路ネットワークデザインモデルを構築した.本稿では実務への展開を目指し,複数の維持管理戦略,移動モード,評価時点を考慮できるように拡張したモデルを提案する.
著者関連情報
© 2015 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top