土木学会論文集E
Online ISSN : 1880-6066
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和文論文
鋼製ダンパー・ブレース付きRC鉄道高架橋脚の耐震性能評価に関する研究
松本 信之涌井 一曽我部 正道岡野 素之
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2009 年 65 巻 2 号 p. 271-290

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抄録
 鉄道構造物は,地震動に対して所要の耐震性能を有するのみならず,その上を走行する車両の走行安全性にも優れた構造であることが望まれる.鉄道高架橋において,地震時の車両の走行安全性を向上させる方策として,上部構造の軽量化による慣性力の低減,高架橋脚の高剛性化による横方向の固有振動数の向上および減衰機能の付加などが挙げられる.この高固有振動数と高減衰性能を実現する高架橋脚構造の一つとして,鋼製ダンパー・ブレース(ダンパー:低降伏点鋼の塑性せん断変形を利用)を付けたRC門型橋脚の開発を行った.静的水平交番載荷試験により,本構造を利用したRC門型橋脚は,高剛性,高降伏耐力および高減衰性能など,目的とする性能が得られることが分かった.本報告では,静的水平交番載荷試験結果および耐震性能に関する考察を示す.
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© 2009 社団法人 土木学会
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