抄録
本研究では,Anammox付着膜膨張床が高窒素負荷に適用する可能性を明らかにするために,流入窒素負荷を段階的に上昇させて35℃で連続実験を行い,各段階の運転状況,また比Anammox活性変化,汚泥特性を検討した.その結果,窒素負荷が40 gN/L/dの条件においても,TN(Total nitrogen)除去率は87.97±1.00% に達した.また,窒素負荷が30gN/L/dの条件で,最大比Anammox活性は0.68±0.07gN/gVSS/dに達した.反応槽内形成したAnammoxグラニュールは良好な沈降性能を持ち,沈降速度は263.1±26.9m/h以上に維持できた.Anammox付着膜膨張床は高窒素負荷に適するAnammoxプロセスと考えられた.