土木学会論文集G
Online ISSN : 1880-6082
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和文論文
MBRによる実下水の長期連続処理における担体投入および曝気強度の影響
酒井 陽介小松 俊哉姫野 修司高和 真吾
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2008 年 64 巻 2 号 p. 160-167

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抄録
 膜分離活性汚泥法では高いランニングコストを削減することが課題となっている.高いランニングコストをもたらしている主原因は,膜面付着物を剥離させるために強い曝気が必要なことである.これまでに本研究グループでは膜分離反応槽内に担体を投入することで膜透過性能の向上効果があることを見出しており,担体投入により曝気量が縮減できると考えられた.
 本研究では,曝気線速度0.4m/minで担体の無添加系と添加系,曝気線速度0.2m/minで担体を添加系の3条件で,実下水の長期間の連続処理実験を行った.その結果,担体を添加することで,従来より低い曝気線速度でも安定した窒素除去性能および膜透過性能が得られ,薬品洗浄回数も大幅に削減できた.
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© 2008 社団法人 土木学会
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