65 巻 (2009) 2 号 p. 87-96
本研究は,プレキャストコンクリートを用いたマイクロパイル工法のCO2排出量を定量的に評価することを目的としている.本報では,プレキャストコンクリートをしばしば用いるL型擁壁およびボックスカルバートのモデルケースについてCO2排出量を推定した.さらに現場打ちコンクリート構造と対比しながら,マイクロパイルを基礎としたプレキャストボックスカルバート建設の実施工例について,CO2排出量の推定を行った.その結果,プレキャストコンクリートを用いたマイクロパイル工法は,一般的な工法に比べ,CO2排出量の低減に有効であることが示された.