抄録
一連の工程を経て製造した発泡割合(空隙率)の異なる5種類の発泡ガラスに対して,先ず水浸試験および電子顕微鏡観察を行い,各種発泡ガラスの気泡特性(独立気泡と連続気泡の割合,気泡の形状や大きさ)を把握した.次に各種発泡ガラスを破砕機に通して骨材にし,所定の粒径になるようにふるい分けした後,これらの骨材に対して破砕値試験を実施した.その実験結果から,空隙率の異なる骨材を力学的に評価し,発泡割合と破砕性の関係を明確にした.また,得られた破砕値試験の結果をBS規格で規定されている方法で整理し,発泡ガラス骨材の破砕性を評価した.さらに,発泡ガラス骨材を強く締め固めて作製した供試体に対して定水位透水試験を実施し,締固めに伴う骨材の著しい破砕が透水性にどのような影響を及ぼすのかについても実験的に検証した.