寒地土木研究所
株式会社River Link
北海道大学工学部
2020 年 76 巻 2 号 p. I_667-I_672
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究では,内水氾濫によって流出した油の移流・拡散を予測するための数値解析モデルを構築し,構築したモデルを用いて,令和元年8月の前線に伴う大雨において発生した油流出事故の再現計算を行った.解析の結果,油の移流を精度良く再現するためには,氾濫流の影響に加え水面勾配の影響を考慮する必要があることが明らかとなった.また,油は油膜の特性によって自立的に拡散するため,氾濫流の流速が低下した後も徐々に広がっていくことが明らかとなった.
土木学会論文集B
水工学論文集
水理講演会論文集
水理講演会講演集
水理研究会講演集
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら