金沢大学 理工研究域
2019 年 75 巻 2 号 p. 59-69
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本研究では,都市内の人口分布・始業時刻分布を内生化したモデルを構築し,時差出勤の普及が都市経済に与える影響を明らかにする.そのために,Alonso1)型の居住地選択モデルと Henderson2)型の始業時刻選択モデルを統合する.そして,そのモデル均衡状態・始業時刻の分散化が社会厚生に与える影響に関する,次の性質を明らかにする: 1) CBDから遠い地点に居住する労働者ほど始業時刻の時差が大きい,2) 始業時刻の分散化・CBD付近の人口増加により社会厚生が増加する.
土木学会論文集D
土木計画学研究・論文集
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