土木学会論文集D3(土木計画学)
Online ISSN : 2185-6540
ISSN-L : 2185-6540
土木計画学研究・論文集 第37巻(特集)
橋梁点検の点検スキルが 橋梁の画像診断におけるひび割れ検出結果と検出時間に与える影響の分析 ~超高解像度カメラを用いた検討~
浦田 渡南 貴大石村 直人藤生 慎福岡 知隆高山 純一
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2020 年 75 巻 6 号 p. I_591-I_598

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抄録

国土交通省により高齢化が急速に進んでいる橋梁に対する予防保全的な維持管理が重要視されており,全ての橋梁に対して定期点検が義務付けられている.現在実施されている点検手法である近接目視点検は予算・人員の問題により効率化が見込めないことから,その代替手法となる様々なシステムが研究されている.本研究では,超高解像度のカメラを用いることで視覚的に現在の点検と遜色ない環境を構築し,人が画像上で損傷の診断を行う「画像目視診断システム」を提案する際に生じた課題である「点検スキルが診断結果に与える影響」と,より効率的な点検のために必要な「点検スキルと検出に要する時間の関係性」について明らかにした.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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