2023 年 79 巻 22 号 論文ID: 22-22053
国土交通省では,3次元情報を活用して施工現場の生産性を向上させるi-Constructionを推進している.レーザースキャナで計測された現況地形を示す3次元情報の多くは,点群で保存されている.点群は,一般的に3次元座標値と反射強度のみを保持するが,カメラ画像を用いてRGB値を付与することができ,地物の視認性の高さから広く活用されている.しかし,多くの計測機においてレーザースキャナとカメラは一体型でなく同期されていないため,走行車両などの動体は,レーザースキャナの計測時刻と異なる時刻でカメラ画像に映り込む.その結果,正しく着色できていない箇所を含んだ色付き点群が生成される課題がある.そこで,本研究では,色付き点群における正しく着色できていない不良着色箇所を検出し,補正する技術を開発する.