2023 年 79 巻 23 号 論文ID: 23-23171
高速道路上の舗装補修工事は,路面性状調査の結果に基づき補修範囲が決定される.しかしながら,調査と工事発注の間隔は異なり,発注計画の策定にあたり直近の調査データが不足する問題が生じる.そこで,本研究では,統計的劣化予測手法を用いた舗装補修工事の発注計画を支援する方法を検討する.具体的には,高速道路舗装の劣化管理指標および補修目標値が連続値で管理されていることを踏まえ,連続量を用いた劣化ハザードモデルを推定する方法を採用する.この際,実務において使用されている膨大な路面性状調査データを用い,IRIとAs層厚の関係に着目した分析を行う.さらに,補修履歴の情報の欠損が,劣化パフォーマンスカーブの推定結果に与える影響を考察する.