2024 年 80 巻 23 号 論文ID: 24-23334
インフラシステム海外展開を進めていく上で「質の高いインフラ」はその要諦であるが,ベースとなる本邦技術がないと成り立たない.DXは現在世界的に普及しつつあるが,i-Constructionに代表される先進的DX技術を本邦技術の一つとして位置付けることが可能かどうかも含めて競合国の施工実績調査は重要であると考えられる.本研究では,インフラ輸出競合国である中国・韓国が施工したトンネルを対象にして,DX技術の適用状況をいくつか紹介し,日本の類似事例と比較する.具体的には,BIM-4DやBIM-5D構築,IFCによるデータ交換,BIMとGISとの融合,iPadによるローミング表示,QRコード生成追跡プラットフォームなどの適用である.