2019 年 75 巻 3 号 p. 157-168
C3S系セメントとポゾラン質微粉末を用いた超高強度モルタルの圧縮強度の評価方法の確立のため,見かけの活性化エネルギーを推定し,有効材齢を修正した.見かけの活性化エネルギーは,反応率の指標とする圧縮強度の発現および養生温度に依存して変化することが分かった.推定した見かけの活性化エネルギーを用いて導出した修正有効材齢により,温度履歴を受けた場合の圧縮強度を高い精度で評価できることが分かった.また,見かけの活性化エネルギーが圧縮強度の発現と養生温度によって変化する要因として,ポゾラン質微粉末の反応の影響による可能性が高いことが分かった.