土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.27
南九十九里浜一宮海岸の長期汀線変化と沿岸漂砂量分布の推定
宇多 高明熊田 貴之清水 達也中山 拓也石井 光男保田 英明
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2011 年 67 巻 2 号 p. I_1105-I_1110

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抄録

 太平洋に面した九十九里浜南部に位置する一宮海岸では、北向きの沿岸漂砂を制御するために、10基のヘッドランドの建設が進められてきた。しかしながら、ヘッドランドの建設と同じ時期に太東漁港の南防波堤も建設され、それに伴って波の遮蔽域が形成された結果、南向きの沿岸漂砂が生じた。現在ヘッドランドは、漁港内の堆砂を防ぐために南向きの沿岸漂砂を制御している。

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© 2011 公益社団法人 土木学会
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