土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.33
UAVによる七里御浜海岸の空撮画像を用いた礫粒径の算定に関する研究
菊 雅美中村 友昭水谷 法美
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2017 年 73 巻 2 号 p. I_588-I_593

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抄録

 礫浜海岸である七里御浜では,侵食が深刻な問題となっており,現地海岸の漂砂機構の解明と有効な侵食対策の実施が求められている.漂砂機構の解明には,礫粒径の特性を把握する必要があり,UAVによる空撮画像から礫粒径を算定可能になれば,広範囲における礫粒径の時空間分布を把握でき,現地海岸の漂砂特性の解明に有用と考えられる.本研究では,画像解析ソフトBASEGRAINを用いてUAVにより撮影した七里御浜海岸の空撮画像から礫の粒径を算出し,ふるい分け試験との比較からその精度を検証するとともに,SfMによって作成したオルソモザイク画像から礫粒径を算定し,中央粒径の時空間分布の特性について考究した.その結果,UAVによる空撮画像から礫粒径を算定する方法としてBASEGRAINが有用であること,礫粒径の空間分布は場所により特性があることを示した.

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© 2017 公益社団法人 土木学会
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