2020 年 76 巻 2 号 p. I_7-I_12
首都直下地震が発生した場合,膨大な量の災害廃棄物が発生する.それらの廃棄物は発生場所近傍の一次仮置場に集められ,その後,廃棄物を速やかに二次仮置場に運搬,二次仮置・中間処理,処分,再生利用していく必要がある.
そのため,東京圏の中心部に広大な陸海空間を持つ港湾に着目し,港湾を使った災害廃棄物の二次仮置場への運搬,二次仮置・中間処理,処分,再生利用を検討し,そのコンセプトモデルを作成した.そして,そのコンセプトモデルの妥当性をみるため,首都直下地震時の東京港を模擬して災害廃棄物の二次仮置場への運搬,二次仮置,処分,再生利用について検討を行った.その結果,各検討項目は現実的なスケールに納まることが見込まれた.