2021 年 77 巻 2 号 p. I_499-I_504
建設汚泥に発生土,固化材等を添加・混合して粒状固化したリサイクル土の再利用が進められている.再利用制度による広島県の登録リサイクル製品であるリサイクル土について,一連の室内土質試験によって港湾工事用埋立材としての適用性を検討した.今回用いたリサイクル土は,水浸により細粒化して粒度特性が大きく変化すること,水浸により圧縮性が増加し埋立材としては液状化強度が低いことがわかった.少量のセメントを添加した場合は,圧縮性が減少し液状化強度も大きく増加するので,事前混合処理による改良リサイクル土として使用すれば埋立材として使用できると考えられる.