土木学会論文集E1(舗装工学)
Online ISSN : 2185-6559
ISSN-L : 2185-6559
舗装工学論文集第18巻
深層攪拌混合工法を用いた列車走行時の路盤変位低減対策
関根 悦夫須長 誠村本 勝己
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2013 年 69 巻 3 号 p. I_199-I_205

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抄録
 列車走行時の路盤の変位は鉄道軌道を支持する路床・路盤の剛性に依存し,列車走行時の路盤の変位が大きくなると軌道の保守量が増加する.そこで,本研究では,剛性の低い盛土区間を対象として,列車走行時における路盤の変位低減対策として行う深層攪拌混合工法の効果の予測と確認を行った.その結果,2次元FEM解析であっても,物性値や載荷荷重,攪拌混合杭と地盤との複合地盤を適切にモデル化することにより,実測値をシミュレートでき,改良効果をある程度予測できることがわかった.
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© 2013 公益社団法人 土木学会
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