2019 年 75 巻 1 号 p. 53-58
わが国における舗装の構造設計の基本となった舗装厚指数,路床の設計CBR,および,輪荷重の関係式(舗装厚指数式)は,1966年に公表されたが,その成立過程の一部において未解明の点があったものの解明されることなく今日に至っている.本研究は,高速道路の舗装技術史を編纂するにあたり,未解明であった式の成立過程を改めて検証した結果,一つの結論に達したものである.
舗装厚指数式は,国道での調査による舗装厚指数と路床のCBRの関係式と,AASHO道路試験において,試験車100万回通過時の舗装厚指数と輪荷重の米国式から成り立っているが,最終的に現行式をまとめる段階で米国式を見直し,その係数を修正されていることが推論された.